- 讲师:刘萍萍 / 谢楠
- 课时:160h
- 价格 4580 元
特色双名师解密新课程高频考点,送国家电网教材讲义,助力一次通关
配套通关班送国网在线题库一套
人間は高等哺乳類の中ではもっとも未熟な状態で生まれる。そして社会が高度化したために、独立するまでに習得すべき知識や技能も増え、就学期間も延び、青年期もまた延びる傾向にある。学校を卒業しても定職に就かず、将来どうするというあてもないまま親に生活を依存した生活を長く続ける人も増えている。そんな人を「モラトリアム型人間」と呼ぶこともある。
しかし、青年がアイデンティティを獲得し、自己を形成するためにはさまざまな試行錯誤の繰り返しがあり、家族や社会からその時間的な余裕を与えられる必要がある。青年期のモラトリアムは、この社会の中で、自己のアイデンティティを確立するまでの過渡期なのである。
アイデンティティというのは、一言で言えば自我実現(「自分らしさ」の実現)であるが、それは何か自分の賭けられるものを見いだし、あるいは信頼できる人を見いだすなど、社会との関わりの中でしか存在しないものである。
では、定職について家庭を持っている大人の何人が、果たしてそのアイデンティティを持っているのか、考えてみる必要がある。会社と自己を同一視する「会社人間」、偏狭な民族主義と自己を同一視する国家主義者、特定の政党や宗教団体と自己を同一視した人間も、ある種のアイデンティティを持っているとは言える。しかし、本来のアイデンティティとは「個」に立脚した自我実現であり、外の集団に心理的に依存した帰属意識ではない。いわんや、国家や企業や諸集団への帰属や地位などの「肩書き」でもなければ、収入の多少、知名度や名誉の有無でもない。その種のアイデンティティは何かの理由でその集団が崩壊したり、集団の中で疎外されたり正当に評価されないなどの事態が生じると容易に壊れてしまうものである。その例は、会社からリストラを宣告されたサラリーマン、「神国」日本の敗戦に茫然自失状態に陥った多くの日本人など、枚挙にいとまがない。
今では、最後の拠り所であった「家族の崩壊」も深刻化しているのが現代社会であろう。社会の変化を示すとされる日本の離婚率(千人当たり)は、1975年の1・0から1997年の1・78へと上昇している。アメリカの4・2、イギリスの2・9、西ドイツの2・1よりは低いが、アジア諸国の多くが0・5前後であるのと比較すれば、わが国の値はかなり高水準となっている。
また、最近では「日本人のアイデンティティ」を強調し、それを強い日本国家に求める国家主義的傾向が発生しているが、日本国家が過去に犯した過ちを認めることを「自虐」と感じるような感覚は、そもそも自我の確立が遅れているのである。戦前の軍国主義のように、国家と自己を同一視するような一元的価値観をアイデンティティとは呼ばない。国際化する社会の中で「日本人としての私」が立脚できるのは、やはり「私」自身なのである。
青年にとって大切なのは、「自分が何をしたいのか」、”must”よりも”want”を見つけることであろう。それは百人百様であって、人それぞれに夢も自己実現の方法も違う。自分に充足感がある生き方を見つけることができれば、それでいいのである。「一歩先を歩かなければ、一歩先は見えない」のであり、試行錯誤を恐れないことである。それは容易なことではないが、失敗なしで、それを見つけた人はいない。
责编:刘卓
课程专业名称 |
讲师 |
课时 |
查看课程 |
---|
课程专业名称 |
讲师 |
课时 |
查看课程 |
---|
点击加载更多评论>>