- 讲师:刘萍萍 / 谢楠
- 课时:160h
- 价格 4580 元
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平林漠漠煙如織,
寒山一帶傷心碧。
暝色入高樓,
有人樓上愁。
玉階空佇立,
宿鳥歸飛急,
何處是歸程,
長亭更短亭。
菩薩蠻
平林 漠漠として 煙は 織るが如く,
寒山 一帶 傷心の碧(みどり)。
暝色 高樓に 入り,
人有て 樓上に愁ふ。
玉階 空しく 佇立し,
宿鳥 歸へり飛ぶこと 急,
何處(いづこ)か 是れ 歸程ならん,
長亭 更に 短亭
※菩薩蠻:詞牌の一。詳しくは下記の「構成について」を参照。李白のこの作品と憶秦娥とは、黄昇によって「百代詞曲之祖」と言われたもので、詞としては最も早期のものの一である。
※平林:平坦な所に広がっている森林。
※漠漠:遠く遥かなさま。ぼんやりとして、とりとめがないさま。平らに連なるさま。暗いさま。ここでは、林が遥か彼方まで果てしなく広がっているさまをいう。
※煙如織:靄が恰も布を織るかのように長く筋になっているさまをいう。
※寒山一帶:秋の終わりの寒々とした山の辺り一面。寒山:晩秋から冬にかけての寒々として寂しい山のこと。有名な寒山寺のある江蘇省の地名も寒山だが、ここは、前者。
※傷心碧:心を痛めさせるような青さ。
※暝色:暮色。夕方の気配。
※入高樓:たかどのに暮色が迫っていること。
※有人樓上愁:高殿の上で愁いている人がいる。
※玉階:玉で造られた(ようなすばらしい)きざはし。「玉…」は、「金…」等とともに美称とみてよかろう。
※空:空しく。
※佇立:たたずむ。
※宿鳥:ねぐらである巣へ帰る鳥.
※歸飛急:(鳥の)すみかへもどるさまが速い。
※何處是歸程:どこが(わたしの)帰るべき道程なのか。「歸飛」や「歸程」の「歸」とは、本来居た処、即ち、ふるさと、古巣、自分の長らく住んでいる家等へもどることを指す。
※長亭更短亭:長亭、その向こうには更に短亭…と、駅亭は遥かかなたまでつながっていることをいう。長亭は十里ごとに、短亭は五里ごとに置かれた。
责编:李亚林
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