- 讲师:刘萍萍 / 谢楠
- 课时:160h
- 价格 4580 元
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晉の会稽郡の名門である王羲之には多くの息子がいたが、その息子たちのうちで、徽之?操之?献之の三人が有名であった。そのうちでも下の弟の献之が、父の羲之とともに古今に冠絶した書家として、合わせて二王と呼ばれていることは、今さら事新しく言うまでもあるまい。そして、「献之は骨力は父に及ばざるも、すこぶる媚趣あり」、つまりなよなよした美しさがあるといわれている。
その王献之の子供の時の話である。ある日のこと、書生?居候といった連中がおおかた庭先の木の下にござでも敷いてであろう、樗蒲をやっていた。献之はそれを見ていて、
「南風競わず。」
小父さん、景気悪いね、しっかりやんなよ、と言ったものだ。すると負けている居候もやりかえした。
「この坊ちゃんもやっぱり管中窺豹で、豹のまだらの一個しか見えないんですかねえ。」
つまり、管の穴から豹を覗いたって、まだらの一つが見えるだけで、豹の全体はわからない、ちょっと今の形勢を見たくらいで、坊ちゃんなんかに俺の勝ち負けがわかってたまるもんですかい、とやられてものだから、坊ちゃんたるもの怒ってしまった。
「遠くは荀奉倩にはじ、近くは劉真長にはじよ。」
何をいうか、お父さんの友達の劉真長さんなんか、ばくちでもって桓温の悪逆を見抜いたんだぜ、というと、立ち上がって着物のすそを払って、さっさと行ってしまったのである。
「管中窺豹」から「一斑を見て全豹を知る(または卜す)」という言葉ができ、視野が狭いことをいう。晉書巻八十の王羲之伝に見えるが、同じような言葉として、
「管を以て天を窺い、隙を以て文を見る」(『史記」扁鵲倉公列伝)
「莞を以て天を窺い、蠡を以て海を測る」(『漢書」東方朔伝)
などがあるが、いずれも見識の小をいい、「管見」とか「管穴」と同じで、「よしのずいから天井のぞく」ことである。
责编:李亚林
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