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解放军文职招聘考试「猫」に化かされた私

来源:长理培训发布时间:2017-10-05 13:08:32

  

「猫」に化かされた私 絵画のキャッチセールス体験談 2007/08/30

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 昔、20万円で買った絵がなんと2万円の価値しかなかったという「事件」に遭いました。人間、なれないものは、本当に慎重にならないとだまされます。恥ずかしいことですが、被害者を出さないため、教訓のため、ここに書き留めておきます。

 写真1は絵の証明書、そして写真2は絵の現物の写真です。額が50cm×50cm程度。絵そのものはもっと小さいです。「ドラクロワ」作の「猫」(リトグラフ)です。

 

写真1. 絵の証明書

 

写真2. 「ドラクロワ」作の「猫」

 

  

  

巧妙に「買わねばならない雰囲気」かもし出す

 事の顛末はこうです。

 2001年6月のはじめ、私は広島市中区の路上を歩いていました。

 すると、若い女性に声をかけられました。

 忙しいと通り過ぎようとしましたが、「絵を見ませんか」としつこい。仕方なしに「つきあってやるか」と思い女性に案内されるまま入りました。

 そこは週代わりで、テナントが変わる場所でした。私も、ときどき、応援する候補者の選挙事務所としてこの手の場所は使用するのでわかりました。

 「怪しい」と思いつつも、「1週間限定でしか実物を見る機会がない」と言われました。

 「うーん。今見るしかないのか?」そう思ってしまった私は、いろいろ絵を見ました。

 「どれか気に入った絵をひとつ選んでください」などと言います。

 つい「ああ、これかな」などと、絵を選んでしまいました。

 それが「ドラクロワ」の「猫」でした。

 いつのまにか、絵を売りつけられる話になっていました(この間の記憶は定かではありません)。

 「いや、この絵でも20万円と高いじゃないですか」それでも、私は渋ってはいました。

 当時は若く、給料もだいぶ低かった私。手取りで14万ちょっとの私が20万円の絵などそうそう買えるものではありません。ところが、売りつけようとする人はうまいものです。

 「年を取ったら子どももできるし、もっと年をとれば親の介護でお金がかかる。絵は今しか買えない」などと半ば脅しのようです。

 いつのまにか夕暮れです。

 「長時間とらせてしまったので買わなければいけない雰囲気」が醸し出されました。

 「まあ、売りたいときには手放せばよいか」と思った。そう、「貯金」代わりのつもりで。10回払いのローンを組んで買うことになった。

20万円が2万円に!

 その後、多忙が続き、絵のことなど忘れていました。

 平和運動、政治活動、祖母の介護などいろいろ押し寄せ、とてもではないが、絵など省みる余裕もありませんでした。倉庫の隅に放置していたのです。

 絵のことを思い出したのは、6年たった今年のことです。祖母の介護費用など佐藤家の財政も苦しくなったので、金に換えるものがないかと家中、目をさらにしていました。

 そう、あの20万円の絵があったではないか。せめて半分で売れれば、これは、かなり助かる。そう思い、ネットで検索すると、東京?中央区の信用できる老舗の美術商がヒットしました。

 絵を売りたい人用のメール送信フォームがあったので、必要事項を入力する。8月14日ごろでした。

 そして画廊が盆休みをあけた16日。

 「メール内容だけでは、わかりかねます。もし売却されたいなら、お送りいただければ」との返事。宅急便で絵を送りました。

 そして20日のことでした。衝撃の電話がかかってきました。画廊の店主と思われる中年の女性の声でした。

画商「この絵は、(画商が消費者に売る)相場では2.5万円から3万円程度ですよ」

私「!!!」

 目の前が真っ暗になりました。信じられない。

画商「でもそれでお引取りしたんじゃあ、損が出てしまいます。大体2万円くらいです。メールで振込口座をお教えいただければ、お振込みいたします」

私「お願いいたします」

 20万円がいつのまにか2万円に。「小売価格」である3万円を考えても17万円の大損害です。当時の私の月給の手取り分以上がぶっ飛んだのです。

出張してきた一味の狙い

 今、広島で私に絵を売った大阪市の会社を一生懸命検索していますが、どこにもそんな会社は出てきはしません。多分、「とんずら」したのでしょう。

 冷静に考えればおかしいのです。

 大阪の画商が、なぜわざわざ広島まで出張してくるか?最初から安物を高く売り付け、「とんずら」するという狙いではなかったのか?地元で「悪さ」をすれば「面」がわれるからそれはできない。

 大体、「大阪」というのも本当に「大阪」なのか、信用できない。というのは、私に絵を売った女性もほかの店員もとくに大阪弁ないし、関西なまりっぽくなかったからです。

 ひとしきり儲けたら、とんずらする一味ではないのか?はっきり言ってしまえば詐欺ぎりぎりです。もう6年もたっているので、会社は解散しても、人々にわかりはしません。

 この事件での私の教訓は以下です。

1.美術品がどの程度の価値があるかもわからずに買ってはいけない。

 鑑識眼もないのに、高いものを買うべきではない。株を買うのでもどんな会社かも知らずに買うのと同じで危険極まりないのです。まして、絵など本当に余剰資金で買うべきもので、借金をしてまで買うべきではないのです。

2.相手の都合などどうでもよいと思え!

 時間を取らせたからって買う必要のないものは必要ないのです。たとえ、時間をとっても「何人か引っかかってくれれば」それで十分相手(業者)はペイするのです。

3.若いときは、余計なものなど必要ない

 「年をとったら子どもが」とか「親が」いるから、余裕がなくなる、と脅す業者。だが、どうせ、年配者が相手だったら別のフレーズを使うだけでしょう。「子育ても終わったら、そろそろ自分の趣味にお金をかけましょう」とか。

 このような方々に一々付き合っていれば、身が持ちません。無視しましょう。はっきりいって若いときはモノは生活必需品で十分。あとは旅行で見聞を広めたり、勉強することにお金を使うのはよいでしょう。

 今の若者の給料の異常な低さを考えたら(公務員でも「初任給が低すぎる」と是正の人事院勧告が出るくらい)、余計なものなど要りません。「生活必需品以外を若い者に勧める人は社会の敵」だ、位に思ったらいいとおもいます。

 むろん、逆に年配者の皆さんも同じことだと思います。フレーズが私とは違ってくるだけです。

4.「トンズラされたらわからない」相手とは取引を避けよう

 さて、みなさん。「自分だけは大丈夫」と思っていたら大間違いですよ。別にモノだけではない。政治家でも、何でも。「こんなはずではなかった」ということがよくあります。

 むろん、政治家なら次は落とすことができますし、監視していくことも有効です。だが、「トンずらされたらわからないような相手」とはできるかぎり、取引は避けることだと思います。相手に「騙し取るインセンティブ」が強く働くからです。

 「リスクをとる」ことで金を稼ぐプロならいいでしょうが、一般人は、生活の中でも、リスクは回避しておくに越したことはないでしょう。

 とにかく、価値のないものをあるかに見せかけてうりつける方々のすることです。気をつけるに越したことはありません。

(さとうしゅういち

责编:刘卓

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