- 讲师:刘萍萍 / 谢楠
- 课时:160h
- 价格 4580 元
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むかしむかし、あるところに猿と蟹がいました。ある日二人で遊びに行くと、蟹は草の中に握飯(にぎりめし)を見つけました。
「蟹さん、握飯と柿の種を交換(こうかん)しようか。握飯は食べるとすぐなくなってしまうよね。だけど、柿の種というのは、植えると毎年美味しい柿をいっぱい食べられるんだよ。」
「柿の種はいいもんだな。」と思って、自分で見つけた握飯と交換しました。
蟹は家へ帰って、庭(にわ)の隅(すみ)に柿の種を撒(ま)きました。毎日毎日蟹は柿の種に水をかけたり、肥(こ)やしをかけたりしていました。
「早く大きな木にならないと鋏で切るぞ。」と蟹が言うと、柿の芽は慌てて大きな木になりました。今度は、
「さあ、うまそうな柿を食べよう。」と思って、柿の木に攀(よ)じ登ろうとしました。
そのうち猿がやって来て、うまそうな柿を見て食べたくなってきました。
猿が一番赤くて美味しい柿を勝手(かって)に食べている間(あいだ)に、木の下に残(のこ)っていた蟹は「俺にも柿をもいでくれ。」と頼(たの)みました。
泣いている蟹の子供たちの声を聞いて、蜂(はち)が飛んで来ました。
「お母さんが死んだんだ。猿に殺された。」と蟹の子供たちが泣きながら答えました。
そのうち、栗(くり)がやってきて、
蟹の子供たち、蜂、栗、臼そして牛の糞は猿の家に就(つ)きました。ちょうど猿が留守(るす)にしていたところだったので、皆は仇討の準備(じゅんび)をしました。栗は囲炉裏(いろり)の中に身を隠し、蟹の子供たちは水桶(みずおけ)に入り、蜂は戸口(とぐち)の上に止まりました。最後に、臼が屋根(やね)に上がり、牛の糞は戸口に坐りました。皆は静かにそれぞれの持場(もちば)に就いて、猿が帰ってくるのを待ちました。
「さむい、さむい。」と言いながら、囲炉裏のところに坐りました。背中(せなか)を温(あたた)めようとしたら、栗が弾(はじ)けて猿の背中に飛びつきました。 「あつい、あつい。」と猿は唸(うな)り声を上げて、火傷(やけど)をした背中に水をかけるために水桶にかけつけました。
◆注解◆
カチカチ--硬邦邦,不灵活。
ガツガツ--贪婪的吃,贪婪地要东西。
ズタズタ-稀碎、零碎。
臼(うす)-臼磨。
ちくりちくり--用针等尖物刺扎。
ぺちゃんこ--压扁,塌了。
责编:李亚林
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