- 讲师:刘萍萍 / 谢楠
- 课时:160h
- 价格 4580 元
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友達の間でも「お辞儀の虫になるぞ!」とさんざんからかわれたものです。
そのせいか、日本に来たとき、最初は「これから毎日お辞儀するかな」とひそかに心配していました。しかし、親友に会ったり、大学にいって先生と同窓たちにあったりしても、別にお辞儀はしなくても良いようです。
別れるときも「お疲れ様」、「さようなら」、「バイバイ」とかで良いようです。アルバイト先でもお辞儀はいりません。
そうこうしているうちに何年か過ぎました。でも一体どこでお辞儀が必要なのか、さっぱりわかりません。もう日本ででもその挨拶方法がだいぶ変わって、もうお辞儀はいらないのではないかと思いました。
最近、よく会社の仲間と一緒に営業に出かけます。商売の話をしに行くのです。ひそかに緊張して、一緒に行った同僚の真似をして応対しました。
しかし、最初の挨拶から仕事の相談まで一通りこなしても、お辞儀が必要な所は出て来ませんでした。
いよいよ最後、先方が私達をエレベーターまで送ってくれて、私達がエレベーターに乗り込むと、そのドアが閉まろうとした瞬間に、同僚が腰を屈めようとしたのを見て、私もそれを真似て半分まで屈めて向こうの動きを覗きました。なんと相手のほうも半分腰を屈めてこっちを覗いています。
ドアが閉まると、すぐに体を起して同僚とお互いに「お疲れ様」を言って終わりました。
「なんだ。ビジネスの礼儀作法は厳しいと聞いたが、これくらいだったら平気平気。多分日本でも面倒くさくて、やめちゃったのかもしれないね。」と勝手に思いました。
ある日のことでした。私は外に出かけようとして、エレベーターを待っている間、同じフロアにある他の会社の事務員がお客さんを送りにきました。
そのお客さんがエレベーターに乗ると、その事務員は「ありがとうございました!」といいながら、深く腰を屈めたのです。
しかも、エレベーターが動き始めても、ガラス越しに彼女の姿が見えなくなるまで、ずっとそのままお辞儀したまま少しも動くことがなかったのです。
これには驚きました。これが本場のお辞儀というものなのかと私は思いました。では私は、今までお辞儀について大きな誤解をしていたのではないかとふと気付きました。
その後の営業では、同僚の行動をさらに注意深く観察しました。契約の可能性が高く、あまり親しくないお客さんと別れる時には、同僚は隣の会社の事務員に負けないほどお辞儀をしているのを見ました。
つまり、お世話になる人への尊敬や、感謝の気持ちを表すものなのですね。なるほど、今まで私と付き合ってきた人は、私のことを「外国人」だと思ったので、日本的な礼儀作法ができなくてもゆるしてくれていたのだ、ということがようやくわかりました。
责编:李亚林
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