失業者が街にあふれた大恐慌時代、米国ではジグソーパズルやクロスワードが大変な人気を集めた。紙片をつなぎ、隠された言葉を探すことで、人々は現世のつらさを一時忘れた。
在满大街都是失业者的经济萧条时代,美国拼板玩具和纵横填字字谜游戏备受欢迎。在拼接纸片,找寻这些隐喻词汇的游戏中,人们暂且忘记了世间的疾苦。
いま欧米でジグソーやクロスワード以来の流行と言われているのは「数独(すうどく)」という日本ゆかりのパズルだ。書店や駅売店にはsudokuと題するパズル本が並び、高級紙が娯楽面で出題を競う。あまりの熱中ぶりに「乗務中は数独禁止」と社員に命じた航空会社もある。
现在风靡欧美,被称为自拼板玩具和纵横填字字谜游戏以来最流行的游戏是源自日本的智力游戏"数独"。书店和站内小店到处摆着名为"数独"的智力测验图书,高级报纸在娱乐版也出题竞猜。有些航空公司为了防止职员过分沉迷于此,下令"工作时禁玩数独游戏"。
世界的な流行は東京都台東区の小さな出版社から始まった。社員18人のニコリ社だ。社長の鍜治(かじ)真起(まき)さん(54)が20年ほど前、縦横9列のマス目を数字で埋める古い遊びを見つけ、自社のパズル誌に載せた。1から9まで一桁(けた)の数、言わば独身の数しか使わないパズルだから、数独と名付けた。
风靡世界的这股流行源于东京都台东区的小出版社。这是一家只有18个职员nikori小公司。社长治真起先生(54),大约在20年前发现了用数字填补纵横9列空格的老游戏,并刊载在本公司的猜谜杂志上。由于这是仅限于1到9的一位数,也就是只能使用单位数的谜题,因而被命名为"数独"。
ニュージーランド出身の元判事が日本を旅行中、たまたま書店で数独を見て夢中になる。自分で大量に作問し、英タイムズ紙に新企画として持ち込んだ。一昨年の秋に掲載が始まると、他紙も懸賞品をつけて追随した。昨年は米新聞界へ広がった。
出身于新西兰的原法官,在日本旅行中,偶然在书店发现了"数独"而对此变得着迷。他自己也出了大量的题目,并作为新规划出现于英国时报上。刊载从前年秋开始,其他报纸也马上跟进,并对正确答题者附加奖励。此风行去年扩展到了美国报界。
数独ブームをどう見るか。「クロスワードと違って言語の壁がない」「数の神秘に触れる気がする」。流行先の国々から記者がニコリ社を訪れ、盛んに分析を試みる。「数独で鍛えるから日本の生徒は数学が強い」という記事もあったが、これは美しき誤解だろう。
怎样看待数独游戏所引发的高潮呢?"与纵横填字字谜不同,它没有语言之墙""感觉体会到了数字的神秘"。来自各流行国家的记者纷纷造访nikori公司,尝试分析其盛行的原由。也有报道称"由于数独游戏起到锻炼的作用,因而日本学生擅于数学",但这些不过是美丽的误解吧。
昨日までイタリアのルッカでは、初の世界大会も開かれた。和名のパズル数独は、ジグソーやクロスワードのように長生きするのだろうか。
在意大利的Lucca,首次世界大会一直召开至昨天为止。日本有名的"数独",是否会如拼板玩具和纵横填字字谜游戏一样具有长久的生命力呢?
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